拳銃所持 横綱大鵬 [スポーツ]
昭和の大横綱・大鵬が逝った。
平成25年1月19日の午後3時15分
病名は「心室頻拍」だという。
本名 納谷幸喜
享年72歳だった。
横綱大鵬が拳銃所持?!
1965年(昭和40年)の事であった。
圧倒的な強さを誇り、〝巨人 大鵬 卵焼き〟と称され、国民のヒーローであった横綱大鵬。
その大鵬がアメリカから密輸入した拳銃を所持していたのだ。
多くの人が耳を疑ったに違いない。
強さだけでなく、相撲に取り組む姿勢、振舞い、品格、全てにおいて模範とされていた大鵬幸喜。
その大鵬がハワイ旅行の際に「軽い気持ち」で拳銃を購入し、日本に持ち込んだという。
しかも、同じ力士であった柏戸や北の富士勝昭も同じく拳銃を所持していたことが発覚し、相撲界は荒れに荒れた。
ところが、大鵬らにとっては幸いなことに、逮捕・起訴はされず、日本相撲協会からの処分も「譴責」で済んだという・・・・・・。
ん~
軽すぎるような気もする。
もし、現在同じようなことがあれば「解雇」となるのでは?
しかし、時代は高度成長期。
長嶋茂雄と共に日本を象徴するヒーローであった横綱大鵬。
その大鵬を引退させることは、時代が許さなかったのだろう・・・・・・。
しかし、拳銃所持の件は残念だったとしても、大鵬が相撲史上に残る強い横綱であったことは間違いない。
そして、横綱大鵬は亡くなってはしまったが、この横綱の血を受け継いでいる男がいる。
そう
大鵬の三女の息子達だ。
大鵬の三女といえば、あの貴闘力と結婚したことで有名である。
オヤジである元貴闘力は野球賭博で相撲界を追放されるという残念なことになってしまったが、しかし、息子には罪はない。
賭博をしたとはいえ、優勝経験がある程の力士を父にもち、さらに祖父は大相撲史上最多の優勝32回を誇る大横綱大鵬。
これ以上のサラブレッドはいない。
既に、わんぱく相撲で対活躍しているという。
低迷する日本経済。
なんとしても復活しなければならない。
新しい日本の象徴として、大鵬の孫達が大活躍する日は遠くないのかもしれない。
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